(日本語) 日本語教師養成学科4年生、2021年度の教育実習を開始
2021.09.13 NEWS&TOPICS 西日本国際教育学園 国際貢献 西日本国際教育学園 国際貢献
9月13日(月)から国際貢献専門大学校グローバルキャリア日本語教師養成学科の4年生5名(グループⅠ)が、系列の日本語学校である西日本国際教育学院において教育実習を始めました。
△登校指導、出欠・注意事項伝達、模擬授業、教案作成、卒業研究発表などを行う。 △授業前の指導や準備も大切な時間
9月27日(月)からは4名(グループⅡ)が加わり、それぞれ約6週間、日本語の教え方、学生の指導の仕方などを学びます。実践的な実習を長期間できることが、宮田学園の教育・実習の強みです。今回の実習生9名はベトナム人8人、ネパール人1人です。
同学科は「九州で初めて」専門学校に設置された日本語教師養成学科で知られており、2021年3月に、4年制になって初めての卒業生を輩出しています。今回の実習生たちも、日本語の文法・文字・語彙をはじめ、日本文化・国際社会・言語教育・教育心理学など幅広く学んできました。
△チャン ティ フィンさん(ベトナム) △グエン マン ハさん(ベトナム)
先行の5名は全員が日本語能力試験N2合格者で、日本語でディスカッションできるレベルの日本語力を有しています。学生たちは「後輩の前に立つのは緊張しますが、少しでもうまく教えられるように準備して、練習を重ねて、本番を迎えたいと思います」「たくさんの先生の授業を見学して、授業のやり方を学びたいです」「初めての職場体験なので、社会人としてのマナーを勉強して、身につけたいです」と意気込みを語っていました。
△グエン バン シーさん(ベトナム) △チューン バン ファットさん(ベトナム)
実習生たちは国際貢献専門大学校での授業や自身での自宅学習も含め、実践的な日本語力を身につけ、世界で活躍できる日本語教師を目指して実習に臨んでいます。
△ファン バン シーさん(ベトナム) △スケジュールの確認をする実習生
11月2日(火)の実習最終日には宮田智栄 学院長より修了生へ、修了証明書が授与される予定です。授業だけでなく教務の幅広い仕事を体験しながら、社会人として大きく成長してほしいと教職員一同心から願っています。
西日本教務部・上野